男女平等を消してはならない

パネル展示

 5月14,15日、東北コミセンまつりで、女性セミナー懇談会はパネル展示をしました。
 テーマは「今、憲法24条、男女平等が危ない!」。
 いま、「男女平等を定めた憲法24条を見直すべきだ」「いまの日本は個人優先のいきすぎで、家族・共同体・国家への奉仕を義務づけるべきだ」という声が出ています。
 でも考えてみてください。いまでこそ当たり前となっている「男女平等」は、60年前までは、女性は男性と同等の権利が認められず、家長としての男性の所有物に過ぎませんでした。
 戦後の日本国憲法はその反省の上に立って、婚姻・家族を「男女の本質的平等と個人の尊厳に立脚すべき」と定めたのです。
 私たちは戦後60年、女性の地位向上と社会進出を力強く後押しした「男女平等」を憲法から消してはならないと考えています。