豊かな老後をおくるために

老後は性別役割分業が成り立ちにくいライフステージであるということです。
老後に子ども夫婦と同居するのが当然であった時代には、配偶者と死別しても、娘やヨメ、息子やムコがその代わりの役割を果たしてくれました。
現在のように子ども夫婦と同居しなくなると、いままで「男性の役割」「女性の役割」とされてきたものを、男女とも自分で最低限はこなせることが、老後の生活の条件になってきます。
そのためには、若いときから性別役割分業を固定せず、「男も女も仕事、家事・育児」とこなしてきた人のほうが老後に適応しやすいということになります。