男性にどんな問題が起こるでしょう

長年の性別役割分業(男は仕事、女は家事・育児)の結果として、男性は家事が不得手、女性は経済力がない、ということが問題になってきます。
退職後、夫が家にいると、妻の仕事は急に増えるといわれます。妻が不在の間、食事に困るから妻の外出を喜ばない。
さらに、夫が退職後、生きがいをなくしていることが重なると問題は深刻です。妻に相手をしてほしい。妻が自分の世界を持って忙しそうにしているのが腹立たしい、ということになりかねなません。
夫の定年後、妻が自由に外出できず、うつ病になったという人も多いようです。
この時期までに、性別役割分業を解消して、男性も最低限の生活上での自立、夫と妻、それぞれの生き方を尊重する暮らし方を準備したいものです。